井上 愉加里(22歳)
警備士-経験3年

学生の頃から本好きで休日はもっぱら読書。好きな作家は“本多孝好”。彼の描く独特な人物描写とミステリアスな世界観に心酔。

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-警備士の仕事を選んだきっかけは?

井上:「早く仕事をして稼ぎたい」と思っていたのに、就活中になかなか仕事が決まらなくて。困っていたところ、日払いで賃金も高かった警備士の仕事を見つけてやってみようと思いました。

-女性がする仕事としてはキツイ面もあるのでは?

井上:そうですね。若い女性ということで、男性ドライバーや歩行者の方が指示に従ってくれなかったり、酔っ払いに絡まれそうになったこともあります。山の現場で近くに作業員や通行人の方がいなくて、少し怖いなあと思ったことも。ただ、会社側が配慮してくれていて、よっぽど人が足りない時以外は、そういう現場から外してくれるので助かっています。

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-仕事をする上で気をつけていること、工夫していることは?

井上:できるだけ広い視野で周りに目を配り、車や歩行者の方が来そうなタイミング、作業員の方が次にどんな行動をするのかを察知して、早め早めに動けるように心がけています。また、現場ではドライバーや歩行者の方から「いつまでかかる?」と聞かれることも多いので、正確な情報をお伝えできるよう工期や進捗状況をきちんと把握しておくことも大事ですね。

-警備士の仕事の魅力、やりがいはどんなところ?

井上:仕事をすればするほど稼げる点は、大きな魅力だと思います。事務などの仕事も探しましたが、競争率が高い割に、お給料の面では厳しいのが現実かなと思いますので。警備士を始めた当初は体力的にもキツく、また「女性だからナメられるのかな?」と、精神的に落ち込むこともありましたが、今は翌日にはしっかり気持ちを切り替えて仕事に臨めるようになりました。たまに誘導した歩行者の子供たちから「ありがとう~」なんて言われると、ちょっと疲れが和らぎますね。

取材・文/森 絵理子
(2016年8月取材)
※所属、業務内容、経験年数は取材時(2016年8月)時点の内容となります。