片坂バイパス開通

国土第一警備保障株式会社 須崎営業所の笹岡です。

高知県の四万十町西インターチェンジと黒潮拳ノ川インターチェンジを結ぶ高規格道路【片坂バイパス】 (高岡郡四万十町金上野~幡多郡黒潮拳ノ川間の6・1キロ)が、11月17日(土)午後4時に開通、一般通行が始まりました。

国道56号は、四国西南部の変化の多い海岸線や山岳地帯を通過しているため、多くの交通難所が存在しています。主な交通の難所として、角谷坂・焼坂・久礼坂・片坂が上げられていましたが、高知自動車道(須崎新荘~窪川)の開通により、角谷坂・焼坂・久礼坂が回避、そして、片坂バイパスの開通により、高知県西部最後の交通難所であった、片坂を回避できるようになりました。今回の開通は、たくさんの人達が望まれ、期待していたここと思われます。

今回の【片坂バイパス】の開通に伴う、開通式典及び開通セレモニーの警備を担当させていただきました。

警備士の皆さんが、【片坂バイパス】の場内外で、安全で丁寧な誘導を行っていました。【片坂バイパス】の工事に伴う交通誘導警備に携わった警備士さん達も多く見られ、開通に対する喜びもひとしおのようでした。

午前11時、【片坂バイパス】四万十町西インターチェンジ本線部特設会場内では、大勢の参列者を迎え、開通式典が始まりました。

開通の喜びと期待で、会場内の参列者や関係者の皆様は終始笑顔で、和やかな雰囲気でした。

続いて、開通を前に地元の首長や小学生の皆さん350人を迎え、開通セレモニーが行われました。大正中学校と四万十高校合同で活躍するジャズのビッグバンドよる演奏とファンファーレの中、テープカットが行われました。

開通を祝う大きな歓声と拍手の中、小学生の皆さんが放った風船が大空へと飛び立ちました。

開通を祝う横断幕に見送られ開通パレードがスタートしました。

パレードは、真新しい高規格道路を走り、黒潮拳ノ川インターチェンジを通過し、開通セレモニーの舞台は拳ノ川小学校に移ります。こちらの会場にも、大勢の方が集まり、開通を祝う餅まきが行われました。

餅が宙を舞う度に、会場からは大きな歓声や笑い声が起き、拍手喝采の中、開通セレモニーも終演となりました。

11月17日午後4時に解放後、一般通行開始となりました。【片坂バイパス】の開通により、国道より急なカーブが大幅に減るためドライバーの負担減少につながるほか、搬送時間の短縮による救急医療活動の支援・災害時の緊急輸送道路として命の道の役割も期待されます。

関係者の皆様、開通おめでとうございます。警備士の皆さん、本当にご苦労様でした。